当事者のコミュ力は健常者と比べて「あまり」差がつかない
お役所の人なので公務員試験を通過しました。
あのマーク試験は当事者のほうが有利な気がします。
過去問を「一目で答えがわかる」状態にすれば筆記は通過できる。
テスト直前は過去問をぱらぱらめくっているだけの状態に近い。
4月5月は1日につき1科目150問さばくペースでできれば、合格できる。
さばく問題数の合計は150問×科目数
経済は最後までできなかったけど、暗記で片付く問題を確実に回収し、
刑法、労働法、学系科目で穴埋めができれば、高得点が期待できます。
最近、お役所ではどこも人物重視で合否を決めてます。
コミュ力については、多くの当事者さんは「苦手」と書いるが、
ぼくは「あまり」差がつかない、と思っている。
日常生活や仕事では、「空気を読む」「暗黙の了解」「指示への理解」が要求されるけど、面接では「空気を読む」があまり要求されないし、座って話しているだけだから、話の内容を正確に理解しているかは面接官にはわからない。
面接に必要なコミュ力に影響を与えるのは、どれだけ多くの知らない人と会話をしたかの場数に依存します。発達障害の当事者会など自分のターンが回ってくる会だと場数を稼ぎやすい。セミナーは話を聞いてるだけなので、あまり意味がない。聞いて満足するだけだし、第一発達障害なぼくにとっては上の空になるだけだ。
以前、面接対策について話をする機会があったけど、受験生の方々は、何を聞かれたかしか興味がないようだった。もちろん重要なんだけど、本人の真価が問われるのは予想を超えてきた瞬間にあると思います。予想外に対応するには、場数を踏むこと、いろんな人と会話をして、価値観を広げることが予想外を超える力なる。
でも日常生活のコミュニケーションには、いまだに難渋してます。「あまり」差がつかないけど、「まったく」差がつかないわけではないのがつらいところ